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更新日付:2023年11月21日 / ページ番号:C007568
燃えやすい繊維製品を着火しにくく、また、燃え広がりにくく加工したりしたものを「防炎品」と呼びます。布団や毛布、シーツなどの寝具やパジャマ、エプロンなどの衣類は、見た目や肌触り、使い心地も普通の製品と変わらず、肌に触れたり幼児がなめたりした場合の安全チェックもされています。
防炎品には、カーテンやじゅうたんのように法規制されている「防炎物品」と、寝具や衣類など自主規制されている「防炎製品」があります。
一定の防炎性能を有している製品には、次のようなマークが貼付されています。
住宅火災による死者は、逃げ遅れや着衣着火によるものが多いことから、住宅用火災警報器の設置とあわせ、防炎品を使用することは、火災による被害を軽減する上で効果的と考えられます。
(補足)着衣着火:調理中などにガスコンロの炎が着ている衣服に触れ、燃え上がったりすることがあります。
防炎品は、火災の初期の小さな火に対して、燃えにくくする処理がされているため、煙草やライターなどの小さな火に接しても容易に燃え上がらず、火源を離せば、自然に消える機能があります。このことから、防炎品を使用することにより、高齢者や身体の不自由な方などの避難時間を確保するほか、着衣着火による被害の軽減が期待できます。また、車やバイクのボディカバーは、放火防止にも効果があります。
高層建築物は、消防法により防炎物品の使用が義務付けられています。
ご自宅のカーテンやじゅうたんに防炎物品ラベルが貼付されているか確認してください。
(注釈)高層建築物は、概ね11階以上の建築物が該当します。
消防局/予防部/予防課
電話番号:048-833-7509 ファックス:048-833-7529
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