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更新日付:2023年4月1日 / ページ番号:C006076
平成16年12月に「痴呆」を「認知症」に改め、これを契機として、厚生労働省では、みんなで認知症の人とその家族を支え、誰もが暮らしやすい地域をつくっていく運動「認知症を知り地域をつくる10ヵ年」構想を、平成17年度にスタートさせ、認知症に対する偏見や誤解をなくすとともに、認知症になっても尊厳を持って地域で暮らし続けることができるよう事業を展開しています。
これを受け、さいたま市においても認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを進めるため、認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を支援する「認知症サポーター」の養成を進めています。
認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族を応援するボランティアです。日常生活の中で認知症の人と出会ったときに、その人の尊厳を損なうことなく、適切な対応をすることが、認知症の人と認知症の人を介護する家族の支えになります。
認知症サポーターは、なにかを特別にやってもらうものではありません。認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になってもらいます。そのうえで、自分のできる範囲で活動してもらいます。
例えば、友人や家族にその知識を伝える、隣人あるいは商店・交通機関等、まちで働く人として手助けするなど活動内容は人それぞれです。
認知症サポーターになるためには、「認知症サポーター養成講座」を受講していただきます。この講座を受講した人を「認知症サポーター」と称し、シンボルグッズであるオレンジリングを交付します。
町内会、学校、商店街、職場、有志の集まりなどに講師が出向いて、認知症についての勉強会を行います。
この講座は認知症の介護の方法を学ぶものではなく、認知症について正しく理解していただくための講座です。サポーター養成講座は、標準テキストに基づいてビデオ上映を交えた90分程度で行われます。
認知症についてよく知りたい。街なかで困っている認知症の人を手助けしたい。という方ならどなたでも受講できます。
「認知症サポーター養成講座」の講師の資格を有するキャラバン・メイトが講師になります。
キャラバン・メイトとは、専門の研修を受講し、認知症に対する正しい知識と具体的な対応方法等を市民に伝える講師役であり、習得した知識や体験等を市民に伝え、「認知症サポーター」を養成する方です。
講座を受講した方が、認知症サポーターです。認知症を支援する「目印」として、ブレスレット(オレンジリング)が連携の「印」になるようなまちを目指します。
10名程度の参加が見込まれる団体からの依頼を受けて、サポーター養成講座を実施します。
日時、会場等が決まりましたら、各区高齢介護課へお申し込みください。
なお、講座開催にあたっては、「3つの密(密閉、密集、密接)」の回避、ソーシャルディスタンスの確保、
マスクの着用、消毒、参加者名簿(氏名・連絡先)の作成など、新型コロナウィルス感染防止のために必要な措置を講じてください。
詳しくは
受講希望の方は、さいたま市認知症疾患医療センターで開催する講座にお申し込みください。
日程については関連ダウンロードファイルの講座案内をご覧ください。
講座の実施にあたって使用する「開催計画表」及び「実施報告書」は以下のページでダウンロードできます。
福祉局/長寿応援部/いきいき長寿推進課 介護予防係
電話番号:048-829-1286 ファックス:048-829-1981
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