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更新日付:2022年12月19日 / ページ番号:C071071
さいたま市出身・在住の金子和也選手。(埼玉県立特別支援学校塙保己一学園所属)
既に東京2020パラリンピックへの出場が内定しています。
2016年に国際大会で日本代表に初選出後、2017年にアジアユースパラ大会、2018年に世界選手権、アジアパラ大会へ出場しています。
2019年にはベルリンゴールボールトーナメント、IBSAゴールボールアジアパシフィック選手権大会でそれぞれ銅メダルを獲得しています。
Q.好きな食べ物はなんですか?
A.子どもの頃からずっとオムライスが好きです。
Q.尊敬している方はいらっしゃいますか?
A.アスリートとして尊敬しているのは野球のイチロー選手です。競技に対する姿勢や考え方など、見習うところがたくさんあります。
Q.座右の銘を教えてください。
A.「昨日に感謝、明日へ希望、だから今をひたむきに」です。中学時代の野球部の顧問に言われた言葉です。過去に起きた良かったことや悪かったこと、全てのことに感謝の気持ちを持ちながら、未来ではこうなりたいという希望を持って、今をひたむきに生きなさいという意味で、ずっと心掛けて生活しています。
Q.さいたま市で思い出のあるスポットはありますか?
A.子どもの頃によく遊んだ思い出があるのは「吉野公園」です。近くを通る時はいつも懐かしい気持ちになりますね。
Q.競技以外に好きなものや趣味、リフレッシュの方法はありますか?
A.スポーツが好きなのでバスケットボールをしています。あとは音楽とか料理、ゲームが好きです。
Q.競技を始めたきっかけは?
A.小学生の頃から野球を続けていましたが、小学4年生のときに目が悪くなってしまい、プレーできなくなりながらも、中学までマネージャーとして野球部に所属していました。野球部を引退した中学3年生の夏にパラリンピアン発掘イベントに参加して、初めてゴールボールを体験しました。その際来ていた日本代表選手に直接指導してもらったことをきっかけにゴールボールを始めました。
Q.金子選手の強みは?
A.「左投げ」であることです。元々野球をやっていて、運動が得意だったこともありますが、ゴールボールを始めたときも今も、日本代表には左投げの選手が僕しかいないんです。左投げだとボールの回転や角度、位置が異なるので、右投げに慣れている選手はかなり戸惑いを感じるようで、攻撃の幅を広げながら試合ができるんです。
Q.競技の魅力や面白さを教えてください。
A.ゴールボールの魅力は3つあると思っています。
1つ目は「チーム力」です。守備の際は、相手ボールの音を頼りに9メートルのゴールを3人で広がって壁を作るんですが、音を聞き取れなかったときには聞き取れた人の声掛けを信じて守るので、チームワークがとても大切です。
2つ目は「個々が光る」ことです。ボールの速さなどの攻撃力や、剛速球を止める守備力など、各選手の腕の見せどころも満載だと思っています。
3つ目は「観客と一緒になれる」ことです。ゴールボールはボールの音を頼りにしている競技なので、競技中は観客含め静かに集中しているのですが、シュートが決まった後やボールがコートの外に出た際には、声を出すことが許されます。シュートを決めたときには選手と観客が一緒になって盛り上がれますし、プレー中は一緒に手に汗を握りながら試合に集中することができるのは、ゴールボールならではの魅力だと感じています。
Q.競技をしていて良かったことはありますか?
A.障害を患ってからも、いつも通り学校にも通っていたものの、今までやっていたことができなくなって気持ちが沈みがちだったのですが、ゴールボールを始めて、気持ちが明るくなりましたね。
Q.代表に入れて良かったと思ったことはありますか?
A.先輩やコーチにもよく言われていたこともあって、様々なことに感謝をするようになりました。例えば、遠征の際には家族にサポートしてもらったり、学校に公欠をいただいたりとか、選手強化活動の補助をいただいたりとか、支えていただいている多くの方にとても感謝しています。
Q.競技をしていてつらかったことはありますか?
A.負けたときはいつもつらいですね。海外遠征でメダルをとれずに帰国する時はブルーになります(笑)。
Q.試合前のルーティンはありますか?
A.前日の夜に浴槽に浸かりながら、良かったゲームやプレーを思い出してポジティブなイメージを作って翌日の試合に備えます。あとは、試合前の入場の際に左上を向いちゃう癖があるんです。なんとなくパフォーマンスが上がってる気がして続けています。
Q.東京2020パラリンピックへの意気込みをお聞かせください。
A.母国で開催されることで、ゴールボールにも注目が集まっていることがモチベーションとなっています。お世話になった方々への感謝を言葉だけでなく「金メダル」という形としてお伝えしたいです!
Q.応援してくれているさいたま市民に向けて、メッセージをお願いします。
A.さいたま市出身である僕がパラリンピックに出ることで、さいたま市の盛り上げの種となれたらいいなと思っています。ぜひ、ゴールボールに興味を持ってください!
※金子和也選手へのインタビューは、令和2年3月上旬に行いました。
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