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更新日付:2020年1月7日 / ページ番号:C012970
神経芽細胞腫は、乳幼児に発生する小児がんの一つです。主に、おなかの中にできる固形腫瘍で、診断される年齢では、0歳が最も多く、次いで3歳前後となっており、10歳以上は非常にまれです。同じ、神経芽細胞腫という病名でも、悪性度の高いものや、経過を見ているだけで自然に小さくなってくるものなどさまざまです。
さいたま市では、平成15年度まで、生後6か月の乳児全員を対象に、家庭で尿を採取して郵送するという方法で、神経芽細胞腫のマススクリーニング検査事業を実施しておりましたが、現在は、国の方針に沿って検査事業を休止しています。
回答1 上で述べている神経芽細胞腫は、カテコラミンというホルモンを産出する性質があります。
このカテコラミンが体の中で変化した物質を生後6か月時の尿で測定します。
回答2 平成15年7月に厚生労働省の「神経芽細胞腫マススクリーニング検査のあり方に関する検討会」において生後6か月時に実施する神経芽細胞腫検査事業は、
以上のことから、検査事業の有効性が確立されない限り継続することは難しく、休止が適切であるとの報告書がまとめられました。平成15年12月に、厚生労働省より検査事業休止の通知があり、本市もこの通知を受け、平成16年4月から休止しています。
回答3 国の研究機関等が新たな検査方法や神経芽細胞腫の治療方法の研究を行うなど、神経芽細胞腫によって亡くなる子どもを減らすための取り組みが進むことになります。
回答4 まず、かかりつけの医療機関へご相談ください。
回答5 厚生労働省のホームページに公表されています。
リンク
「神経芽細胞腫マススクリーニング検査のあり方に関する検討会報告書」について(新しいウィンドウで開きます)
回答6 さいたま市保健所地域保健支援課母子保健係、またはお住まいの区の保健センターまでお問い合わせください。
保健衛生局/保健所/地域保健支援課 母子保健係
電話番号:048-840-2218 ファックス:048-840-2229
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