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更新日付:2021年3月31日 / ページ番号:C061462

不妊症・不育症を知ろう!

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仕事、結婚、妊娠、出産……自分自身の人生、どんな選択をいつするかはひとりひとり違います。
知らなかったことで後悔することのないよう、正しい知識を身につけることが大切です。
「不妊症」や「不育症」のことを知って、自分自身や身近な人の健康について思いやりましょう。

もくじ

不妊症について

妊娠を望む健康な男女が一定期間(1年というのが一般的)妊娠しない状態を「不妊」といいます。
2015年の出生動向基本調査では約6組に1組の夫婦が不妊治療や不妊の検査を経験しているという結果でした。
※2015年出生動向基本調査(厚生労働省)外部リンク

≪男女それぞれの不妊の要因≫

不妊の原因は女性だけではありません。半数は男性が起因のものです。
そのため、不妊に関する検査は、男女ともに受ける必要があります。
例えば、要因には以下のようなものがあります。

男性

女性

加齢による精子の機能低下

加齢による卵子の質の低下

精子をつくる働きに障害がある

ホルモンバランスの乱れから排卵しない

精管が狭い、ふさがっている

卵管が狭い、ふさがっている

勃起や射精といった機能に障害がある

子宮内の粘液が精子の動きを妨げる




 ≪妊娠と年齢の関係≫

女性が妊娠する力は20代半ばが高く、女性のみならず男性も、年齢が上がるにしたがって妊娠させる力が低下します。

年齢別にみる排卵と妊娠率の関係グラフ

女性はお母さんのおなかにいる時に、一生分の卵子がつくられます。
卵子は年齢が上がるにつれ数が減少し、質も低下します。
女性の年齢の変化による卵子の数の変化
男性の精子も年齢が上がるにつれ、数が減少する、運動率が低下する、遺伝子異常が出てくるなどの症状がみられ、妊娠させる力が弱くなります。
詳しくは、「不妊症について」(日本産科婦人科学会ホームページ)、埼玉県不妊に関する正しい知識を手軽に得られる冊子「願う時に「こうのとり」はきますか」をご覧ください。

不育症について

「不育症」とは、妊娠はするけれども、2回以上の流産、死産、あるいは早期新生児死亡(生後一週間以内の赤ちゃんの死亡)を繰り返す状態をいいます。
不育症の半数以上は原因がわからない流産ですが、判明する原因としては、以下のようなものがあります。

・子宮の形が通常と異なる
・甲状腺機能の亢進、低下
・男女どちらかの染色体の異常
・血液を固めて血を止める働きの異常

検査の結果、内科疾患やホルモン異常が見つかった場合にはその治療を行います。
凝固因子異常や抗リン脂質抗体症候群では、抗血栓療法(アスピリン内服やヘパリン注射)を行う場合もあります。リスク因子不明不育症に対しては、積極的な治療をしない経過観察で比較的良好な結果が得られています。
治療した症例、経過観察の症例をふくめて、不育症外来を受診した方は最終的に約80%以上が出産に至ると報告されています。 (厚生労働省研究班ホームページFuiku-Laboより引用)

保健所、各区保健センターでは「ひとりで悩まないで~不育症をご存知ですか?」を配布しています。
不育症パンフレットイメージ

10代・20代からできることは?

妊娠も出産も、人生の選択のひとつです。
自分が望んだときに選択できるように、今から自分の身体と向き合い、男性も女性も生活習慣を整えて、健康な身体づくりを心がけることが大切です。

健康な身体づくりのためにできること

1.食生活を整える

・1日三食食べる
・バランスのとれた食事を心がける
 主食(ごはん・パン・麺類)、主菜(魚・卵・豆腐などの大豆製品)、副菜(野菜を中心にした料理)がそろうようにしましょう。

2.身体を大切にする

・無理なダイエットはしない
  無理なダイエットをすると、女性は月経不順や無月経になり、妊娠しにくくなる可能性があります。適正体重を目安にしましょう。
 「適正体重(キログラム)=身長(メートル)×身長(メートル)×22」
  例)身長160センチの場合、1.6×1.6×22=56.3キログラム

・睡眠はしっかりと、ストレスはためない
 睡眠中、様々なホルモンの分泌が活発になる時間帯があり、心身の安定や健康が保たれます。夜更かしに注意しましょう。
 過食、飲酒、喫煙でのストレス発散は控え、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。

・心身の不調を感じたときは受診をしましょう
 ひどい月経痛や過多月経(月経のときの出血量が多い)などの状況で悩んでいる場合は産婦人科を受診してみましょう。
 子宮筋腫や子宮内膜症などの病気の可能性があります。
 普段から自分自身の体調と向き合い、つらい症状がある場合は医療機関を受診しましょう。

・妊娠を希望しないときは必ず避妊を!
 人工妊娠中絶手術を繰り返したような場合には、身体の状態によって、不妊の原因となることがあります。
 妊娠を希望しないときには、パートナーとコミュニケーションをとり、ピルやコンドームを使用するなどして必ず避妊をしましょう。
 性感染症予防のためにもコンドームは大切です。

3.タバコはNO

 タバコには、ニコチンや一酸化炭素などの有害物質が含まれます。
 女性の場合は、卵子の老化や質の低下、遺伝子異常を増加させる原因となります。
 男性の場合は、精子の状態を悪化させ、精子数・精子の運動能力の低下をもたらします。

4.飲酒にも注意

 アルコールを分解する酵素は主に肝臓に存在しますが、男性の場合は精巣にも存在します。
 そのため、過度にお酒を摂取すると、アルコールの分解過程で生成される非常に毒性の強い「アルデヒド」が精巣内で増加、蓄積され、
 精子を作る機能を失ったりすることがあるという研究も報告されています。

不妊症・不育症に悩んだら

◆不妊カウンセラー等による専門的な相談、情報提供などを面接・電話にて行っています。

 治療開始前のご不安、治療中のお悩みなど、抱え込まずお気軽にご相談ください。
 詳しくは「不妊・不育の電話相談、カウンセラーによる専門相談」をご覧ください。

◆不妊症の診断のための検査や不育症のリスク因子の検査について、検査費用の一部助成を行っています。

 詳しくは「さいたま市早期不妊検査費助成事業(こうのとり推進事業)・不育症検査費助成事業」をご覧ください。

◆特定不妊治療(体外受精及び顕微授精)を受けた方を対象に、治療費の一部助成を行っています。

 詳しくは「さいたま市特定不妊治療費助成事業」をご覧ください。

この記事についてのお問い合わせ

保健福祉局/保健所/地域保健支援課 母子保健係
電話番号:048-840-2218 ファックス:048-840-2229

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