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さいたま市の地域がん診療連携拠点病院として、診療各科の専門医と密接に連携しながら、迅速な診断、個々の病態にあわせた治療からQOLの維持を目指した緩和ケアと生活支援まで、一貫した診療を切れ目なく行うことができる診療体系を提供していきます。また、患者さんとその家族が安心して治療を受けられる環境整備を、地域の医療施設と連携しながら提供していきます。
外来化学療法は診療各科の指示のもと外来化学療法室で実施しています(リクライニングチェア19床+ベッド1床の合計20床)。化学療法の副作用に対応した生活の工夫なども、化学療法室の看護師からご案内しています。
単独の診療科で治療方針の決定が難しい場合には、関連する各診療科との連携を速やかに行い、最善の治療方針を提案できるように調整を行います。
定期的にがん診療に関わる部署が集合し、事業報告を行うとともに、症例報告を通じて改善点を模索し、診療の質の改善を行っています。
患者さんのお考えをもとに信頼できる外部の施設にセカンドオピニオンをお願いすることもありますし、他施設からセカンドオピニオンの依頼をお受けして当院の意見を述べさせていただく場合もございます。なお、希少がんやAYA世代のがん患者さんの治療に関しては、患者さんとご相談の上がん専門病院などに診療をお願いする場合があります。また、妊孕性温存療法やがんゲノム医療を希望される患者さんには近隣の専門施設をご紹介します。
氏名 | 役職 | 資格 |
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馬場 秀雄 | 腫瘍センター所長 | 日本外科学会専門医・指導医 日本消化器外科学会専門医・指導医 日本大腸肛門病学会専門医・指導医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 |
関根 克敏 | 科長 | 日本内科学会総合内科専門医 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 |
2019年度 外来化学療法実施者件数 合計2838件
2019年度 悪性腫瘍手術件数 804件
2019年度 放射線治療新規開始人数 207232人、延施行回数 4059回
2019年度 緩和ケア依頼件数 191件
2019年度 がんリハビリ新規開始人数 230人、延施行回数 5736回